QRコードを読み込むとPOSCOで発行されたミルシート(mill sheet)を確認することができます。ミルシートは材料の特性を確認するための各種テスト結果を記録したもので金属製品の生産者(POSCO)が提供しているということを証明する証明書です。ミルシートは国際的に正しく製造された金属ならば発行される証明書です。
MOM’S STEELは韓国標準試験研究院を通じて、標準(KSMISO22196)試験法による検査を行いました。
他社の抗菌力99.9%と表記する製品は、ほとんどが抗菌力99.9%の結果が出る方法で自主的に試験を行った結果であったり、「○○○試験研究員」と証明書を提示していますが実際インターネットで検索するとその名前の研究員は存在しない場合があります。 また、抗菌力99.9%の成績書を作成するために、会社が自主的に「○○○試験研究院」を設立し、成績書を作成することもあります。
MOM’S STEELは韓国標準試験研究院で標準試験法(KSMISO 22196)による検査を実施、抗菌試験成績書と抗カビ標準試験法(ASTM G 21)による抗カビ試験成績書を発行しています。
韓国国内のの認証関連情報を案内してくれる「1381認証標準情報センター」に問い合わせたところ、ステンレスまな板の場合、韓国にはまだ認証制度がないという案内がありました。 念のため、KC認証機関に直接問い合わせたところ、ステンレスまな板はKC認証制度がないため認証試験は行えないとの回答でした。 食品医薬品安全庁に直接問い合わせたところ、ステンレスまな板に対する認証制度がなく、輸入製品の場合は最初の輸入の際、簡単な有害物質検査で販売許可を与えるのみで、別途の認証は行わず、国産製品の場合はステンレスと表記するだけで販売できるという回答を得ました。
一般的なまな板に比べ、ステンレス材質で作られたまな板は包丁の刃とぶつかった時の騒音が発生します。騒音を感じる程度は包丁の使い方や聴覚的な敏感度だけでなく、慣れてないことによる拒否感に違いがあります。ユーザーレビューでは音が気になる」とおっしゃる方もおられますが、「高級感がある」とおっしゃる方もおられます。
ステンレスまな板は食べ物による色移りや臭いが移ったりしない素材ではありますが、ステンレスの特性上、包丁によるスクラッチは生じます。家族の健康を考えて努力した賜物だと考えていただければ幸いです。
ステンレスまな板で一般のまな板のように包丁を使うと刃が鈍くなります。一般的なまな板の場合、材料が切りやすいものか分からず材料を切る際に切れる以上の力を包丁に加えることになります。ステンレスまな板では、材料を切る際に刃とまな板が当たる感覚が手に伝わり、必要以上の力を加える必要がないことが分かります。ある程度慣れると、刃が鈍くなることについても一般のまな板との違いを感じなくなります。
Mサイズは約1.4Kgですが金属製のためより重く感じるかもしれません。MOM’S STEELの「抗菌+ステンレス304まな板」は厚さ2mmで作られていますが、厚みを少し減らせばより軽くすることはできますが、簡単に反ってしまい使いにくくなる上、材料を切る際にもまな板がずれて危険なためこの重さで製作しています。
弊社ではQRコードがある側を表としていますが、両面どちらも使用可能です。どこも同じ抗菌+ステンレス304です。摩耗しても抗菌力や抗カビ作用は下がりません。